売れすぎて予約停止も…1万円超の「最高級アフタヌーンティー」が1日150個注文、大阪で人気の理由
アフタヌーンティーに1万2000円・・・。庶民には手の届かない「貴族の食べ物」と思いきや、多い日には1日150個売れ、連日予約で満席だという「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)。なぜ、それほど人気なのだろうか?
■ ニューヨーク創業、日本初上陸の高級ホテル同ホテルは2025年4月、うめきたエリアの「グラングリーン大阪 南館」に開業した、大手ホテルグループ「ヒルトン」系列の最上級ラグジュアリーブランド。
昨年11月から約2カ月間、高級ジュエリーブランド「ティファニー」とのコラボアフタヌーンティーを開催した際には、予約が殺到。週末は100~150個アフタヌーンティーが注文され、新規の予約を一時停止。急遽、期間を2週間延長するほどの盛り上がりだったという。
■ 理由1:唯一無二の空間&広がる絶景会場となるのは、ホテル28~29階のラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。フロア2階分、天井高8mの開放感あふれる空間の中央には「大階段」が鎮座する。また、目の前には「梅田スカイビル」を臨み、梅田越しに広がる、大阪の景色が一望できる。
■ 理由2:価格を裏切らない“豪華食材”2月1日からは、いちごが主役のアフタヌーンティー「エレガンス・イン・ストロベリーブルーム」が始まっている。まず、花束のような「苺のプティ・コルネ」が席まで届けられ、いちごの世界へと誘われる。
メニューの半分をセイボリーが占め、一般的なアフタヌーンティーよりも種類が多い。そして、高価格帯を裏切らない“豪華食材”が盛り込まれている。
キャビアがフィナンシェに乗っていたり、フォアグラといちごを合わせたり、白い球体状のムースには、ズワイガニの濃厚なアメリケーヌソースが入っていたり・・・。同ホテルの定番メニュー「ウォルドーフ・サラダ」をオマージュした「ロブスターロール」には、ロブスターがたっぷり挟まっている。
また、食べきれず残してしまうこともあるスコーンにも、スイーツ同等のこだわりがある。通常スコーンは、クロテッドクリームとジャムを付けながら食べるが、同ホテルではスコーン、バター、ジャムが三位一体となった、ケーキのような見た目になっている。
さらに、オプションメニュー(追加料金4000円)を注文すると、いちご6粒以上が入ったパフェと、スプーンですくう度にアワビが出てくるクラムチャウダーの2品を追加できる。「せっかくアフタヌーンティーを食べるなら、最上級のものを食べたい!」という需要に応えるラインナップだ。
■ 理由3:高級ホテルに浸れる“映えない”こだわりスイーツは全4種類。「フルーツをメインにするのではなく、手間暇をかけるようにしています」と、エグゼクティブ・スーシェフの土谷真敬氏は話す。
「いちごそのままが、正直一番映えると思います。しかし、旬の食材を使用しながらも、食材そのままではない、季節にフォーカスした内容に仕上げています。でも、そのこだわりって、写真で撮った時には“映えない”んですよね」と語る。
スイーツでも、わかりやすくいちごを使うのではなく、いちごの魅力を活かしたスイーツに昇華する。定番の「レッドベルベットチーズケーキ」は、通常はラズベリーを使うところを、今回はいちごに変更。ラズベリーより軽やかなテイストで、香り豊かに仕上がった。
「桜とライチのガトー」は、桜もちをイメージする。ライチのムースを、ピンク色のチョコレートで包み、全体の春らしい仕上がりに一役買っている。
また、高級ホテルならではのこだわりを感じられるのは、アフタヌーンティーだけじゃない。飲み放題のコーヒー&紅茶を提供する、バリスタのチカさんは、大阪のカフェで働いていたところを、ホスピタリティの高さでスカウトされた。
バリスタ歴1年3カ月ながら、ヒルトングループのアジア太平洋地区コンテストでは3位入賞。高い技術とホスピタリティで、ドリンクの接客もおこなってもらえる。
ドリンクメニューは、コーヒー&紅茶以外に、お茶の種類も豊富。お茶だけで、緑茶、白茶、ハーブティーなど10種類あり、90分間、飲み放題を思う存分楽しむことができる。
◇
「エレガンス・イン・ストロベリーブルーム」は、2月1日~4月上旬まで、28~29階ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」にて開催。時間は11時30分~22時まで。料金は1万2000円で、オプションでパフェ、スープを付けると1万6000円。詳細は公式サイトにて。
(Lmaga.jp)
