「お誕生日、“ウォ”めでとう!」世界最高齢ウォンバット・ワイン37歳、ライブビューイングで祝福

「お誕生日、“ウォ”めでとう!」──。大阪府池田市の「五月山動物園」で飼育されている世界最高齢のウォンバット・ワインの誕生日会が2月11日にオンラインで開かれた。

園は現在改修工事中のため、「阪急池田駅南広場KUREPA」では大型ビジョンによるライブビューイングがおこなわれ、「ウォンバッター」と呼ばれる愛好家数百人が画面越しに祝福を送った。

■ 人間なら100歳超! ギネス認定のレジェンド1月に37歳となったオスのワイン。人間に換算すれば100歳を超える長寿で、平均寿命が20~25年とされるウォンバット界ではまさに“レジェンド”。世界最高齢としてギネス記録も更新し続けている。

ウォンバットはオーストラリア南東部やタスマニア島に生息する草食の有袋類。ずんぐりとした体に、つぶらな瞳。もふもふの愛らしさで人気を集めている。国内のパンダが相次いで中国へ帰国しゼロとなるなか、「次の主役」との呼び声も高い注目株だ。

■ 池田市長、住民票発行に前向き姿勢この日の誕生日会は、写真や映像でワインの37年間の歩みを振り返ったほか、瀧澤智子池田市長のトークや飼育員による質問コーナーなどさまざまな企画がおこなわれた。

獣舎内生中継のコーナーでは、水を飲むワインの様子が会場に映し出された。放送事故かと思うほど長い時間、黙々と水を飲み続ける姿に、ファンからは「相変わらずマイペースでかわいい」といった声も聞かれ、会場は和やかな雰囲気に包まれる場面も。

続く瀧澤市長のトークでは、ワインへの住民票発行について前向きな姿勢が示され、ファンからは小さなどよめきが広がった。このほか、「長野市茶臼山動物園」のウォンバット・ウォレスくんや、池田市観光大使のお笑いコンビ・ヤーレンズからのビデオメッセージも披露され、祝福ムードはいっそう高まった。

■ ごちそう目前でも夢の中…マイペースも魅力クライマックスは、大好物の青草をたっぷり盛りつけ、ニンジンのハートを散らし、ワインの顔をかたどった「37歳誕生日プレート」の贈呈。ところが主役のワインは、まさかの“おねんねモード”。ごちそうを前にしながらも、ひたすら眠り続けるマイペースぶりを見せ、会場の笑いを誘った。

瀬島幸三園長は、「世界最高齢記録を更新し続けているワインさんが長く、幸せに生きられるよう、飼育員一同、しっかりケアをしていきたい」と力を込めた。

大阪府茨木市から訪れた15年来の女性ファンは、「五月山のウォンバットはみんな個性豊かでかわいい。ワインさんには長生きしてほしい」と話す。

37年の時を重ねても、変わらぬ愛らしさ。改修中の園は2027年秋のリニューアルオープンを見込む。再び多くの来園者と会うその日まで、ワインはきょうもゆったりとした時間をまといながら、人々の心を温め続ける。

取材・文・写真(一部)/西部マキコ

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス