祝 300周年!大丸心斎橋店…大阪初のショーウィンドウ&「全館冷暖房」導入も早かった
大丸松坂屋百貨店、大阪・心斎橋の「大丸心斎橋店」は、2026年に開業300周年を迎える。1726年(享保11年)11月1日、現在の心斎橋筋と清水町通り交差点の北西側で呉服店として開店したのが始まりだ。
■ 1934年、当時として画期的な「全館冷暖房」を導入1726年(享保11年)に現在の大阪・心斎橋に出店した同百貨店。現在の心斎橋筋と清水町通り交差点の北西側に、間口一間の呉服店「松屋」を開き、当時呉服商で一般的だった掛売ではなく、現金正札販売を始めた。
1837年(天保8年)大阪で大塩の乱が起こった際には、「大丸は義商なり、犯すなかれ」と大塩平八郎が命じたとされ、大丸は焼き討ちを免れたという。
1908年(明治41年)呉服店から百貨店へ。200年来の座売りを廃止&陳列式の百貨店方式に転換、明治末期~大正にかけ取扱商品を多様化。食堂の新設や店頭に女性販売員を配置するなど、近代的な百貨店として進化していった。1914年(大正3年)には洋式店舗に大改装し、大阪初のショーウィンドウを設けた。
そして1933年(昭和8年)、大大阪時代のランドマーク、1万2500坪の大丸ブロックが竣工。建築家ヴォーリズが設計した館が1918年に開業するも、2年足らずで失火により焼失。再起をかけ、1922年より約11年・第4期にわたる工事が完了し、御堂筋の拡幅と地下鉄開通に合わせオープンした。翌年の1934年には、当時として画期的な「全館冷暖房」を導入。
2019年(令和元年)には86年ぶりに本館を建替えグランドオープン。“ヴォーリズ建築“として多くの人に親しまれたデザインや意匠を継承し、歴史的価値を持つ外壁や内装を保存・復原。「Delight the World~世界が憧れる、心斎橋へ。」というストアコンセプトのもと、時代に調和する新しい価値を提供する館
として生まれ変わった。
2026年は開業300周年、手塚治虫「火の鳥」をモチーフにした記念ロゴを制定した。3月6日からは、さまざまな角度から同百貨店に迫る300周年歴史展示企画『ひとます博物館~ここにしかない百貨の軌跡~』が開催される。
(Lmaga.jp)
