デビュー30周年…松岡充、8年を使っても「和歌山県」を実現させたかった理由

昨年でメジャーデビュー30周年を迎えた、大阪出身のロックバンド「SOPHIA」のヴォーカルを務める一方で、演劇の舞台でも活躍している松岡充。「劇団鹿殺し」の作・演出家の丸尾丸一郎と組んだ「Vol.M」の『UME-今昔不届者歌劇-』に出演する。1月9日に大阪市内で、出演を熱望した共演者や、異例の和歌山公演が決定した経緯なども明かしてくれた。

『UME-今昔不届者歌劇-』は、8年前のVol.Mの旗揚げ作品として上演した『不届者』をミュージカル化した舞台。事故死した妻の保険金の行方を探す現代の男と、黒い噂がつきまとう徳川幕府8代将軍・徳川吉宗の2人をめぐるミステリーを、虚実入り混ぜながら描いていく。キャスティングは松岡と丸尾が話し合いながら決めたそうだが、松岡がプッシュしたのが「R-1グランプリ2024」王者のピン芸人・街裏ぴんくだった。

その理由について松岡は「R-1チャンピオンになる前からぴんくさんの漫談を見ていたけど、人間は影の部分があるから光があるという、相反する部分をお笑いとして表現している方なので、俳優ができる人なんじゃないかと思いました」と語り、「僕は子どもの頃、(笑福亭)鶴瓶師匠に影響を受けたんですけど、鶴瓶師匠のおもしろいんだけどちょっと怖い感じを、ぴんくさんにも感じます」と、共通点を分析した。

さらに今回の公演は、東京・大阪という王道の公演地に加えて、なんと和歌山…しかも県庁所在地の和歌山市ではなく、田辺市でファイナル公演を実施! 劇中に出てくる徳川吉宗が和歌山出身ということで、『不届者』上演時から和歌山公演を希望し、8年の月日を経てようやく実現した形だ。

松岡は「田辺市の皆さんとは、以前から交流がありました。過疎化が進んでいる地域を、こういうエンターテインメントが来ることで盛り上げたいとおっしゃってくれています」と思いを語り「白浜市などの和歌山の行政や、企業の皆様もすごく注目してくれていて、この前も30人ぐらいでリモート会議をして(笑)、単に公演を打つだけではなくなってきています。自治体を含めて盛り上げて、大花火を打ち上げたいと思います」と、和歌山の人たちの観劇を呼びかけていた。

また今回は音楽劇ということで、松岡がメインテーマとなる曲を書き下ろすことが決定。「この曲が作品を左右すると思っているので、稽古に入って、気持ちがどんどん育ってから作りたい。丸君が僕に(今回の役を)当て書きしたように、今度は僕が丸尾丸一郎に当て書きします(笑)」と語るが、さすがに公演日が迫ってきているので「この(大阪)キャンペーンが終わったら、すぐにやろうと思っています」と自分に言い聞かせる一幕があった。

松岡と街裏ぴんく以外には、阪本奨悟、雷太、そして松岡が「今後に期待できるヴォーカリスト」と語るBeverlyなどが出演。2月の東京公演を経て、関西では2月27日~3月1日に「COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール」(大阪市中央区)、3月7日に「紀南文化会館 大ホール」(和歌山県田辺市)で上演。チケットは両都市とも9500円で、1月25日から発売開始。前方シート確約や限定特典などが付いたアップグレードチケット(+5000円~1万円)もあり。

(Lmaga.jp)

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