家族でのおでかけに! 新施設「お菓子ミュージアム天保山」は大人も楽しめる空間、懐かしいお菓子が1500種
海遊館に隣接する「大阪文化館・天保山」(大阪市港区)の5階に12月20日にオープンした「お菓子ミュージアム天保山」。お菓子にまつわる展示のほか、日本のみならず海外からも集めたお菓子1500種類が購入できるなど、子どもはもちろん、大人も楽しめる空間に。新年の家族でのおでかけにも良さそうだ。
■ お菓子神社&おみくじ、お菓子にまつわる落語も!?菓子卸販売をおこなう「吉寿屋」(本社:大阪府摂津市)が『大阪・関西万博』の「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」(7月2~6日)で展示した作品の一部と、同社代表取締役社長・神吉一寿氏の「世界中の皆さんを、お菓子を通じて笑顔にしたい」という思いを継承するために開設した同施設。広さ約462平米のなかに、さまざまな「展示」「遊び」「体験」のコーナーが用意されている。
万博に出展された「未来のお菓子&オブジェ」など20作品が並ぶ「HAPPYゾーン」を通り抜けると、ショーケースの一角に、ひときわ目を引く展示物がある。金色に輝く物体は、なんと純金製57グラムの「黄金糖」だ。
これは「黄金糖」(本社:大阪市住吉区)が創業100周年を記念して限定販売した際に、神吉氏が個人で入手した3粒のうちのひとつ。これを3粒、抽選販売される。購入申し込みが1~3月のそれぞれ25日。オープン日時点での相場は1364409円だったが、販売価格は金相場に関わらず100万円だそうだ。
ほかにも、お祭りの縁日でよく見かける「輪投げ」や「射的」など「遊び」をテーマにした「LUCKYゾーン」では、武庫川女子大学によるお菓子神社&おみくじ、手描きキャラクターをAR(拡張現実)化して現実に風景に合成して記念撮影ができたり、落語家・立川幸弥氏が午前と午後にお菓子にまつわる落語を披露するコーナーも。
その先の「UKI-UKIゾーン」では、北海道から沖縄まで全国から400種類のご当地お菓子と600種類の駄菓子、500種類の一般お菓子がずらりと並ぶ。
神吉氏は、このミュージアムを通して、日本のお菓子を世界に紹介するとともに、世界のお菓子も日本に紹介したいという。「一般の流通になかなか乘らないお菓子をご紹介して、それを広げていく。お互いにお菓子での交流というような形が、最終的には世界平和につながっていく願いも込めています」。
オープン初日は子ども連れの家族のほか、ひとりまたは夫婦で訪れる人もちらほら見かけた。陳列された駄菓子の前で、「ああ、こんな感じだったね」「懐かしいね」という会話を交わす人もいて、大人も楽しめる空間になっている。
神吉氏は、お菓子の種類は今後「変化させていく意向」とのこと。増やすにはスペースの制限があって簡単ではないため、何らかの変化をつけたいという。また、「HAPPYゾーン」の展示物や「LUCKYゾーン」の縁日は今後ときどき入れ替えて、いつ来ても新しい発見があるように趣向を凝らすという。
神吉氏は「バレンタインとかハロウィンをはじめとして、年間を通してお菓子が関わるイベントがたくさんありますから、たくさんの方が笑顔になっていただくのが最終目標です」と語った。
「お菓子ミュージアム天保山」営業時間は9時30分から20時まで(年始は1月1日・2日が休み)。入館料は大人(中学生以上)500円、子ども200円(※外国人観光客は大人1000円、子ども200円)。
取材・文・写真/平藤清刀
(Lmaga.jp)
