M-1初審査で話題…ミルクボーイ駒場が心境明かす「すみません、不器用で」
2019年の『M-1グランプリ』王者にして、今年初めて同レースの審査員をつとめたミルクボーイ・駒場孝。12月23日、自身のラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(ABCラジオ)内で審査員をつとめた心境や新王者・たくろう(赤木裕、きむらバンド)への祝福の言葉を口にした。
■ 初の審査員参加も…「信頼しかない」「誠実」と反響2019年大会に初の決勝進出を果たしたミルクボーイは、「コーンフレーク」のネタで大会史上最高得点681点を叩き出し王者となった。それから6年の時を経て、審査員としてM-1の舞台に戻ってきた駒場。
初めての審査員ということもあり、当初は緊張した面持ちだった駒場だが、ヤーレンズのネタに「司会の人とかいじるのもアレですけど、いじらんでもヤーレンズならもっと面白いことが言えると思いました」と丁寧に自身の思いを伝え、お笑いファンからは「信頼しかない」「誠実」と称賛の声が相次ぎ、ほ放送中には「駒場さん」がトレンド入りするまでに。
大会の冒頭でコメントを求められると「体重が3kg減ってできものが8個増えた」と話していた駒場だが、ラジオのオープニングでは、相方の内海崇から「ちょっと太りました?ちょっと栄養が身体に行き届いた感じが…目が開いた。(審査時は)目が開いてなかったね~」とさっそくイジられる一幕も。
駒場も大会終了後、改めて番組を見直したといい「冷静に見てるつもりだったけど、テレビで見てるほどの冷静さはもちろんないやん。テレビで見たら…目開いてなかったね!二重どころか三重みたいになってた」と振り返った。
さらに「ほんまにM-1をやらせてもらうにあたって、マジで見たねん、昔のやつから。普段も見るけど、どっちかというとネタを見るやん。でも審査員の人の顔とかコメントとか、どんなこと言うてはったんかなって、ずっと見てた。漫才尽くしやったねん、この12月」と振り返り、真剣に審査員の役割と向き合っていたことを明かした。
そして新王者・たくろう(赤木裕、きむらバンド)に「おめでとう!」と改めて祝福を口にした駒場と内海。同じ大阪を拠点とするコンビが王者になったことについて、「大阪から久々の。僕ら以来、6年ぶりって言ってましたよね」としみじみ。
また駒場は自身が王者になる以前の頃を振り返り、「俺らもM-1受けてるとき、いつも『たくろう行ってるやろ』みたいな感じやったもんね。2018年は負けてるもんな。俺らが準々決勝で、たくろうは準決勝行ってるから」と語っていた。
その後は、ラジオ内でファイナリストのネタについて振り返ることはせず、駒場は「あそこに全部置いてきました。すみません、不器用な話で…」と明かし、重ねて内海は「あそこで出し切りましたから!」とコメントした。
文/つちだ四郎
(Lmaga.jp)
