大阪だけ1位! 2025年を表す「今年の漢字」は? 都道府県別で発表
「日本漢字能力検定協会」(所在地:京都市東山区)がその年を表す漢字一字を全国から募り、1位となった漢字を発表する「今年の漢字」。全国では「熊」が1位となった2025年だが、同協会はさらに都道府県別のデータを19日に発表。大阪府でのみ「脈」が1位に輝いた。
年の瀬の風物詩となりつつある「今年の漢字」。12月12日に発表された集計結果では、日本各地で熊が出没し被害が相次いだことから「熊」が第1位となった。また第2位は、全国的に米の価格が高騰し品薄や買い占めなどが起こる「令和の米騒動」などを受け、「米」がランクイン。
そんななか同協会は12月19日、47都道府県別のデータを発表。北海道・東北地方では「熊」、中国地方・四国地方・九州地方は「米」が1位、関東地方・中部地方・近畿地方は「熊」と「米」が混在し、地域ごとの関心の違いが表れる結果となった。
他の都道府県は「熊」か「米」が第1位となるなか、今年『大阪・関西万博』の開催地となった大阪では全都道府県で唯一「脈」が第1位に選ばれた。
大阪の応募者からは「大阪・関西万博の公式キャラクター、ミャクミャクの人気ぶり」「半年間たくさんの人が楽しんだ万博キャラクターのミャクミャク、万博で広がった外交や子供達の未来の可能性」といった理由が挙げられており、万博やミャクミャクによる影響がうかがえる結果となった。
(Lmaga.jp)
