アヒルvs猫!?1日限定、大阪で街ぐるみのアートフェス…マルシェも約50店【雨天決行】

アートに触れて、遊んで、食べて…大阪市住之江区の「北加賀屋エリア」を満喫できる1日限りのアートフェス『すみのえアート・ビート2025』が、11月9日に開催される。代化産業遺産に認定されている「名村造船所跡地」を中心に、北加賀屋のまち全体が1日中お祭りになる。

◆ 「今年も会える!」人気の旅するアヒルちゃん「ラバー・ダック」がぷかぷかお出迎えオランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏による人気アート作品で、高さ9.5メートルの世界を旅するアヒルちゃん「ラバー・ダック」が、ぷかぷかと会場で来場者をお出迎え。アヒルちゃんの限定オリジナルグッズも販売予定だ。さらに、上空に「飛べ飛べアヒルちゃん」が泳いでくるドローンイベントも。

「今年も会える!」「1年経つの早すぎ」と毎年恒例イベントとして、「ラバー・ダック」の大阪への帰還が発表されると、SNS上には、歓迎の声が多数上がっていた。

また「名村造船所大阪工場跡地」を、「住之江のまち案内ボランティアの会」によるガイドで、めぐるツアーを開催。普段は立ち入ることができないエリアも紹介される。

大阪府立港南造形高校のパブリックアート部は、体験型アート作品の展示を行い、北加賀屋のアトリエ劇場「藝術工場カナリヤ条約」を拠点に活動する3つの劇団が、舞台作品を上演する。

さらに食・農・アートを楽しむマルシェ「みんなのうえん祭」には50店舗以上が参加。北加賀屋のまちを巡るスタンプラリーなど、多種多様な企画が北加賀屋界隈のさまざまな場所で開催される。

◆ 多彩なアートイベント…「万博」ゆかりのアーティストも!『大阪・関西万博』会場で「いのちめぐる冒険」と「ポーランド・パビリオン」の間に、「INTER-WORLD/Cocooner:Apparent motion of celestial bodies」を展示したアーティスト・奥中章人氏による大きなアート展示が「北加賀屋公園」に登場。万博ロス勢も要チェックだ。

さらに、同時開催イベントとして近隣エリアでさまざまなアート企画が実施されているので、ぜひそちらも一緒にチェックしたい。

セルフポートレイト作品「肖像(ゴッホ)」などでお馴染みの現代芸術家・森村泰昌氏による、これまでの足跡を振り返る企画展「 活動40周年記念展『勝手にしやがれ』」は、「モリムラ・ミュージアム」で開催中。

また、「MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」で11月3日に閉幕した「Open Storage 2025 KENJI YANOBE LUCA:THE LANDING」を、9日の1日限定で特別に開館する。

こちらは茨木市出身の現代美術作家・ヤノベケンジ氏が手掛けた猫耳を持つ太陽の塔型宇宙船「LUCA(ルカ)号」を中心とした、「船乗り猫」をモチーフにした「SHIP’S CAT」シリーズ作品によるインスタレーション。この「LUCA号」は今回の特別開館以降、解体・分割され、クラウドファンディングの返礼品「宇宙船の断片」として、支援者のもとへ届けられるので、「LUCA号」の最後の姿を見るチャンスを、お見逃しなく。

なお、ヤノベケンジ氏の「SHIP’S CAT」シリーズは「大阪中之島美術館」前に展示されている「SHIP’S CAT (Muse)」のほか、現在、『瀬戸内国際芸術祭2025』の参加作品として、神戸-小豆島ー高松を結ぶジャンボフェリー「あおい」の船上に乗船している「SHIP’S CAT (Boarding)」が、小豆島の坂手ポートターミナル「さかてらす」の屋上には、船に飛び乗ろうとする「SHIP’S CAT(Jumping)」がいる。

『すみのえアート・ビート2025』は、11月9日開催。時間は10時~16時。雨天決行(屋外展示は天候で一部鑑賞を中断するなど可能性あり)。場所は「クリエイティブセンター大阪」(近代化産業遺産・名村造船所大阪工場跡)、「北加賀屋公園」ほか。同時開催イベントなど、各企画の詳細や料金などは、各公式サイトで確認を。

(Lmaga.jp)

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