【快晴】万博ラストデー開幕「泣きます、絶対に」…ファンから惜しむ声 会場に飛び交う「6カ月間ありがとう!」
きょう10月13日、閉幕を迎える『大阪・関西万博』(会場:夢洲)。4月13日の開幕初日は雨となり、閉幕に近づき2つの台風発生で天気が危ぶまれたが、最終日は青空が広がるすがすがしい天気となった。朝8時40分頃のゲートが開くと、来場者は一目散に各々の目的地へと向かっていった。
◆ 大屋根リングからの景色も見納め…スタッフも早朝からノリノリ184日間にわたっておこなわれた万博。今や連日満員続きとなっているが、開幕初日は雨で気温が低かったため、夜は人が少なく、寒さに凍えてパビリオンの中へ気軽に向かう人も多かった。
現時点で最も一般来場者数が少ない4月15日は、現在の約4分の1ほどの4万7781人。現在の大混雑に繋がる「潮目」が変わったターニングポイントは、お盆期間の8月12日(17万2336人)と、閉幕約1カ月前の9月12日(20万8163人)だ。また、9月12日以降は現在まで、毎日20万人以上を記録している。
そんな万博もきょう10月13日が最終日。オープン前の朝7時45分ごろには、開幕前に関係者やスタッフ2000名が大屋根リングにあがって手を繋ぎ「連帯」を表現した。大きな掛け声もあり、早朝からスタッフもノリノリだった。
ゲートは朝8時40分ごろに開いた。リピーターも多く、30回以上足を運んだという20代の男女は「終わるなんてまだ信じられないです。今日はミャクミャクハウスからまわって、最後の万博、楽しみます!」と笑顔をみせた。
また、ともに「36回以上は来ている」という姉妹は、「まずスイス館にいって、行ったことないところをまわりたい。泣きます、絶対に」と噛みしめた。滋賀県から来たという家族は、母親が約50回万博を訪れたといい、「4月末に来てから大ハマりしました。人との関わりが楽しいです」と、リピーターならではの魅力を語った。
そのほか、入口付近で出迎えるスタッフに「6カ月間ありがとうございました!」と声をかける来場者の姿も。万博の顔となった「大屋根リング」は北東約200mを残し、また万博会場の中心部にある「静けさの森」も会期終了後も会場内に残されると発表されている。
『大阪・関西万博』はきょう10月13日に閉幕する。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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