【おせち=元旦】から変化? 売上げ好調の大阪高島屋、若年層取り込む戦略は 「定番以外」にも注力、最高額は30万円超え

残暑が続くなか、早くも「おせち商戦」がスタート。昨今「おせち離れ」という言葉を耳にするが、「大阪高島屋」(大阪市中央区)での売り上げは好調だという。8月27日には同百貨店の「2026年新春のおせち」が発表され、推しの「オードブル」など、若年層を取り込むべく多彩なラインアップが揃った。

■ 全体4割が価格改定、例年人気は3万円前後おせちは「家で作るより、購入する」時代へと変化し、コロナ禍での巣ごもり需要などを受け、同百貨店のおせち料理の売り上げは右肩上がり。さらに今年の年末年始は最大9連休となることから、関西店舗では約550種(全店の店頭で約900種)、業界最多級のおせち料理が揃う。

90ページ以上もある「島屋のおせち」カタログをめくると、京料理店やホテル監修、少人数向きなどさまざまなニーズに合わせた品揃え。今年は4割が価格改定され(約+3%の値上げ)、価格帯は5000円台から1番高価なものは約32万円と幅広い。

伝統的な味わいが詰まった定番「島屋 和風おせち」和 三段重(3万5640円)といった3万円台の主力商品ほか、ハレの日を盛り上げる高級おせちは、昨年の店頭予約初日に売り切れるものも多いという。

■ おせち=元旦だけじゃない、年末からも動きさらに今年は、元旦前の年末から楽しめる「和洋中オードブル」なおせち料理も強化。従来の客層は50代前後というが、担当バイヤーは「3~4年前から、若い方にも興味を持ってもらえそうな肉のおせち料理が増えた印象。冷凍商品で日保ちするので、まず年末に酒の肴で、年明けもおせちとして幅広く味わえるスタイルになっています」と話す。

日本酒&和おせちとひと味異なり、ワインを片手に味わいたい「島屋」限定の「洋風オードブル」(1万6200円)は、カニのガトー仕立て、ローストビーフなど27品が入った初登場の「洋」推し。大阪・新町の肉割烹「no.29(ナンバーニーキュー)」による初登場の「肉おせち(一段)」(1万9980円)といったジューシーさ満点な新感覚おせちも。

ほかにも、西日本店舗限定として大阪・ミナミの人気店「つるとんたん」の「和一段とおうどんのお鍋セット」(2万5650円)といった鍋まで味わえる新商品もあり、大晦日から元旦にかけて食卓を彩りそうな具材が盛りだくさん。

自分にとって価値のあるものを選ぶ「マイ・バリュー消費」にも着目し、世界的なパティシエによる「『トシ・ヨロイズカ』スウィーツおせち(二段重)」(2万2000円)、愛らしい重箱が目を引く「『映画すみっコぐらしおせち』和・洋・スウィーツ 三段重」(3万1320円)など、ギフトや甘党な自分へのご褒美品として楽しめそうな島屋限定品もスタンバイ。

販売は「高島屋オンラインストア」にて予約が開始されていて、店頭での予約販売(大阪店・堺店・泉北店・京都店・洛西店など)は9月20日からスタート。終了日は各店によって異なる。

取材・文・写真/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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