「光る君へ」で注目の仮名書道を京都・宇治で500円で体験、「べらぼう」に通ずる企画展も開催
『源氏物語』の作者・紫式部の人生を描いた大河ドラマ『光る君へ』(2024年)の影響で、「源氏物語の聖地」として改めてスポットが当たった京都府宇治市。その後もさまざまな企画やイベントを実施するなか、ドラマでも注目された「仮名書道」の体験講座が、9月20日に「宇治市生涯学習センター」(京都府宇治市)で開催される。
紫式部を演じた吉高由里子が、手先吹き替え(代役)なしで本人が書いたということで、驚きと称賛の声が上がっていた「仮名書道」。そのなめらかな筆使いと柔らかな文字がクローズアップされた影響か、昨年同センターがおこなった講座「源氏物語と仮名書道」にも多くの人が集まったそう。そこで寄せられた「ぜひ実技を」という声に応えて、筆を持っていない人も参加可能な体験講座を実施することになった。
講師を務めるのは、昨年の講座に引き続いて、奈良教育大学の北山聡佳(翆心)准教授。「仮名書道」の基本を学んでから、実際に筆ペンを使って簡単な作品づくりに挑戦する。費用は500円で、持参するのは文鎮(ペーパーウェイト等でも可)と、作品を持ち帰る袋のみなので、書道になじみがない人も気軽に参加できそうだ。
事前申し込みが必要(先着48名)で、8月18日・朝9時から、来館・電話・メール・FAX・郵送にて。
■ 『源氏物語』の影響を受けた作品を中心に、古典の魅力を紹介また同じく宇治市内の「宇治市源氏物語ミュージアム」では、特別企画展『月の夜に あなたの言うことを信じると言って、そっと抱いてほしい-昂まる古典の魅力-』を、9月10日~12月14日に開催。『源氏物語』の影響を受けた作品を中心に、日本の出版文化の多様性を紹介する企画となっている。
そのなかには、現在放送中の大河ドラマ『べらぼう』の時代から、数十年後に生み出された傑作娯楽小説『偐紫田舎源氏』(柳亭種彦)も(展示品は入れ替わる場合あり)。
紫式部をはじめとする平安時代の作家・歌人たちが生み出した文化を、『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎らがさまざまな形で発展・出版して、現代日本の豊かな書籍文化につながっているということを、この機会に実感したい。観覧料は大人600円、小人300円。
(Lmaga.jp)
