南大阪に複合型施設がオープン、宿併設で人気フルーツパーラーや打刃物工房も集結

建築やインテリアを手掛ける「infix」(本社:大阪市中央区)が複合施設「SAKAINOMA PLAZA 柳(サカイノマ プラザ やなぎ)」を開業。ものづくりの街・堺の柳之町に、5つの異なる業態が入居する新施設が誕生する。

■ 築200年の町屋を再利用し、堺の魅力を発信同社は「SAKAINOMA」を2016年にオープンして以来、堺市内に残る町屋や古民家をリノベーションし、ホテル主体の施設を運営してきた。新たにオープンする「PLAZA 柳」は「SAKAINOMA cafe/SAKAINOMA HOTEL 熊」「SAKAINOMA HOTEL M 旧福井邸」に続く3施設目。

かつて刃物商店だった築200年の古民家をリノベーションし、ホテルにくわえ、打刃物工房、フラワーショップ、フルーツパーラー、雑貨屋(今冬オープン予定)と5つの業種を集めた複合施設となっている。

「SAKAINOMA」のマネージャーで、同施設の運営をつとめる間宮菜々子さんによると、構想自体は5年ほど前からあったとか。「3店舗目となり、今度は古い建物を活用していくだけじゃなく、一歩進んで堺のことを発信していく場所にしたいなと。加えて、ここが刃物屋だったということで刃物に関する施設にしようと考えていました」と当初の構想を明かした。

そこから間宮さんや同社で培った人脈を活かし、一緒に施設を盛り上げてくれそうな店舗を選定。今のようなジャンルの異なる店舗が集まる施設となった。

■ 異なる業態が集まる施設、何が楽しめる?堺の路面電車、「チンチン電車」が走る旧紀州街道に面した同施設。かつて刃物商店だったこともあり、入口のすぐ近くにはフランス出身の鍛治職人・エリックさんの打刃物工房「DE SAKAI」がある。エリックさんによれば、刃物の町として名高い堺なだけありオープン前にも関わらず工房を訪れる観光客も多いとか。

工房では包丁の販売やワークショップなどにくわえ、鍛治の実演見学も可能。気軽に入れるウェルカムな雰囲気となっており、エリックさんは「この施設のいいところは、開けっぱなしで誰でも入れるようにしているところ。施設内には中庭もあるし、買わなくてもとにかく楽しんでもらいたい」と施設の魅力をアピールした。

そして施設の奥にある「HOTEL YANAGI」は、一日一組限定の宿泊施設。大阪を訪れた観光客が大阪市内の宿泊施設に集中している現状を受け「点の観光ではなく、面の観光を作っていく」という考えのもと、古民家の魅力を活かした宿を作った。和室とソファがある洋室、簡単な料理ができるキッチンと浴室を備えた広々とした造りとなっており、家族連れでもゆったり過ごせそうだ。

また、施設の中心部には、施設名にちなみ植えられた柳が涼やかな中庭も。そんな中庭をのぞみながらスイーツやドリンクが楽しめるのは、フルーツパーラー「Rosier 柳店(ロジエ)」だ。同店は堺東駅近くにある人気カフェの2号店。本店と同じく旬のフルーツをどっさり使ったパフェをベースにしつつ、コクのある牛乳で作ったソフトクリームをトッピングしたここだけの限定メニューも用意している。

そのすぐ横にあるのは以前、諏訪ノ森で営業していたフラワーショップ「nid de fleurs(ニ ド フルール)」。花の販売にくわえ毎月生花のレッスンもおこなう予定で、ハロウィンやクリスマスなどイベントに合わせたアレンジメントも学べるとか。

新たな堺観光の拠点として期待される「SAKAINOMA PLAZA 柳」。開業に際し、8月2日・3日にオープニングイベントを実施。今後は5店舗目となる雑貨屋も2階にオープン予定。最寄駅は、阪堺線「神明駅」と「綾野町駅」、営業時間は11時~18時まで。

取材・文・写真/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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