京の舞妓がミュージシャンと共演! 斉藤和義・くるり・後藤正文も出演、企画したのは京都の人気ブランド
京の人気コスメブランド「ちどりや」が主催する異色の音楽フェス『chidoriya Rocks(チドリヤ ロックス)』、今年は7月23日・24日「京都ロームシアターメインホール」(京都市左京区)にて開催。今や京都といえばの定番フェスの一つとなり、名だたるアーティストが出演する。
くるり、後藤正文(ASIAN KUNGーFU GENERATION)、葉加瀬太郎、奥田民生、斉藤和義、The Osmanthus 、The Renaissanceに、毎年出演している藤井フミヤら、ベテランが勢揃いだ。
芸舞妓も愛用する京都発のオーガニックコスメブランド「ちどりや」が企画するとあって、音楽だけでなく宮川町の芸妓・舞妓の伝統芸能も楽しめる内容に。毎回チケットが完売するほど熱烈ファンも。
京都の名物フェスの一つとなったイベントの仕掛け人・ちどりや代表の屋敷朋美さんに、今回の見どころを聞いた。
きっかけは大御所ドラマー・屋敷豪太
ーーイベントのきっかけは?
「 9.11のツインタワービルでの惨事を目の当たりにしたのがきっかけで、京都ちどりやだけで始めました。数年後に大御所ドラマーであり・プロデューサーである屋敷豪太が加わり、ミュージシャンに声をかけてくださり……今回で8回目ですね。2004年に奈良のお寺で別タイトルで祭りを始めた時から数えると、11回目です」
ーー2024年は冬の開催でしたが、今回はなぜ夏に?
「コンセプトが『祭りを絶やさない』ということで、今年は京都を代表する祭りの一つ、『祇園祭』の後祭りの日に合わせました。今回は出演アーティストも大変多く、夏を感じる演目になる予定です」
ーー祇園祭りと同時開催とは! これまでとは違った雰囲気になりそうですね
「1日目は、前回緊急飛び入り出演した葉加瀬太郎を大フューチャー。さらに、初出演のくるり、後藤正文(ASIAN KUNGーFU GENERATION)の純粋で老獪な詩人たちがどんな科学反応を起こすのか、こちらも楽しみです。プロデューサーでもあるドラマー・屋敷豪太のバンドと藤井フミヤのコラボもあります。
2日目は、奥田民生、斉藤和義、藤井フミヤらビッグスリーのロックナイトを堪能してください。両日とも、宮川町の芸妓舞妓も参加しますので、まさにここでしか味わえない音楽体験を満喫して欲しいですね」
ーーさらに今回は楽しいサービスがあるという噂ですが?
「イタリアのプロセッコで有名な『ボッテガ社』が、協賛として新たに加わり、スパークリングワインを提供してくださることに。当日は、ご来場の皆さんはシュワっと一杯飲んでいただいてから、ライブへ。ちょっと贅沢な気分を味わっていただけると思います」
ーーリピーターが多いと聞きました!
「『藤井フミヤさんや奥田民生さんをはじめ、参加ミュージシャンの方々の単独ライブでは見られない面白い一面が見られる』という声をよくいただきます。それを楽しみに遠方から来られるお客様も多いようです。このライブにしかないアーティストの音や姿をぜひ楽しみにきてください」
『chidoriya Rocks 2025』は、「ロームシアター京都 メインホール」にて7月23日・24日に開催。チケットは1日券がS席15000円、A席13000円、B席10000円(未就学児入場不可)。出演者は日によって異なるので、公式サイトでご確認を。
<出演者>
●7月23日
くるり/後藤正文(ASIAN KUNGーFU GENERATION)/藤井フミヤ/葉加瀬太郎/奥田民生(ゲスト出演)/The Osmanthus/宮川町 舞妓・芸妓/ほか
●7月24日
奥田民生/斉藤和義/藤井フミヤ/The Renaissance/宮川町 舞妓・芸妓/ほか
取材・文/内藤恭子
(Lmaga.jp)
