阪急うめだ「沖縄フェア」初日に潜入 かわいいグッズを探してみた

百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)の催事「かわいい沖縄」が6月11日よりスタートした。今年は沖縄県北部「やんばる(山原)」にスポットを当てたエリアが登場。沖縄らしい色彩とデザインの雑貨や服飾小物、うつわなど、これまで以上に「かわいい」に注力したアイテムが揃っている。30代ライターが同展の「かわいい」アイテムをピックアップしてみた。

■ 果物とか入れたい!ミニチュアハンモック9階をメイン会場として開催する同展。今年のタイトル「かわいい沖縄」について、「フードはもちろんですが、毎年、沖縄の柔らかさや色合いを持った 『かわいい』アイテムを求めて来てくださるお客様がとても多く、今回はそこにフォーカスしてみました」と広報担当者。

同階祝祭広場では、2021年にユネスコ世界自然遺産登録もされた「やんばる(山原)」にゆかりのある作家や手仕事アイテムが集結。ハンモックブランド「方舟 HAKOBUNE」は、ゆったりとした座り心地の「チェアーハンモック」(2万3000円)やちょこんと腰をかけるような「ブランコハンモック」(1万円)などを販売。

カラフルな糸で編まれたハンモックは、コンパクトで持ち運びもしやすいのでアウトドアはもちろん、家の中のインテリアとしても重宝しそう。バナナラックにぴったりな「ミニチュアハンモック」(3500円)などもあり、色・サイズ共に種類豊富なラインアップに(キッチンなどに吊して、リンゴやバナナなどの果物置きにして使いたい)。

■ すべて一点物…手編みの「琉球パナマ帽子」また、沖縄に自生する植物・アダンを材料に、ひとつ一つ手編みで製作している「Umi Mori Adan」の「琉球パナマ帽子」(58001円)は、すべて一点物。お洒落としてはもちろん、これからの夏の日よけにもぴったり。デザインやサイズ感などいろいろ試着したい方は、早めの来店がお薦めだ。

■ ちょっとマニアック? 動物モチーフの器さらに、「陶芸工房 UMESHISO工房」では、「ジンベエザメ」(2800円)や「アカショウビン」(2800円)の小皿をはじめとする、ちょっとマニアックな動物をモチーフにしたうつわなどが並ぶ。かわいいサイズ感の動物オブジェ(夏毛雷鳥・3190円など)も、ぜひチェックしていただきたい。

■ やんばるで人気!「生ジェラート」のショップも同展では「かわいい」だけでなく、「おいしい」沖縄フードも充実。注目は「やんばる」の食材をふんだん使用した「H&B ジェラ沖縄」の「生ジェラート」だ。

生ジェラートとは、沖縄県産の生の果物を合わせた特別なジェラートのこと。同店のジェラートは元々すっきりとした味わいが特徴だが、フレッシュな果物を合わせることで、さらに爽やかな風味と果肉の食感が楽しめる(シングル623円、ダブル762円。生ジェラートはプラス110円、フレーバーによってプラス料金必須)。見た目もかわいく、会場の森感ある雰囲気ともマッチしていた。

また同階催場には、自家製ポークと厚焼き卵は挟んだ「ポーク玉子おにぎり」が人気の「ぶたや黒将」がスタンバイ。琉球三元豚100%のハンバーグを、甘さ控えめなてりやきソースに絡めて挟んだ新作メニュー「てりたま」(584円)は、ご飯との相性抜群。食べ応えのある一品となっている。

初日にはオープン直後から行列ができており、沖縄フードへの注目の高さも感じさせた。同展は9階「祝祭広場」と「催し場」をメイン会場に、地下2階では「おいしい沖縄」を展開。会期は6月17日まで。

取材・文・写真/佐々木早貴

(Lmaga.jp)

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