大阪・関西万博で3日間限定「奈良フェス」、夏の風物詩「燈花会」が一面に

現在開催中の『大阪・関西万博』(会場:夢洲、大阪市此花区)。会場内の巨大屋外スペース・EXPOアリーナ「Matsuri」では5月27日より、『ALL NARA FESTIVAL』がスタートしている。

西ゲート側にある「Matsuri」は、1万6000人ほどが収容できる広場メインのアリーナ。同イベントでは、奈良県の伝統芸能や食文化の魅力を発信する。

期間中、メインステージでは奈良県内各地の獅子舞や天平行列などが披露される。開幕日初日は900年の歴史がある奈良の「春日大社」の重要無形民俗文化財に指定されてる祭礼「春日若宮おん祭」がオープニングを飾り、ステージのモニターには春日大社が映し出され、お渡り式の大名行列も見ることができた。

そのほか、奈良発祥の能楽やアーティスト・真鍋大度氏の映像演出と作曲家・川井憲次氏の音楽の融合作品など、普段なかなか見ることのできない奈良を象徴する作品が披露される。また、メインステージ以外でも書道LIVEパフォーマンスや歴史が学べる文化セッションも実施。

さらにフードセッションでは「柿の葉寿司」や「大和茶」、「かき氷」について、酒セッションでは奈良の日本酒について有識者と知識を深める時間も。そして夜には「奈良公園」の風物詩で、同イベント用にアレンジされた燈花会(とうかえ)を再現し、美しい光景を見ることができる。初日は、会場の椅子に腰掛けながら、ゆったりと燈花会を眺める人の姿も多くみられた。

『ALL NARA FESTIVAL』は、5月29日までの開催。時間は13時~20時30分まで。

(Lmaga.jp)

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