EXILE HIRO、宝塚歌劇版『HiGH&LOW』に刺激「今後の本編などに活かしたい」

LDH JAPAN(以下、LDH)の人気プロジェクト『HiGH&LOW』が、宝塚歌劇団宙組によって舞台化。「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)での開幕を前に26日、LDH会長・EXILE HIRO氏、宝塚歌劇団演出家の野口幸作氏らが取材に応えた。

■ 真風涼帆演じるコブラの「悲恋」が描かれる『HiGH&LOW 』は、2015年に連続ドラマとして日本テレビ系列にて放送され、2020年までにシリーズ5作が放送されるほか、2016年より公開された映画シリーズは作品数にして7作、累計観客動員555万人を突破した人気作品。

今作のTAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『HiGH&LOW ーTHE PREQUELー』は、この壮大なシリーズの作品群に隠された、「主人公のコブラを無口にさせる、ある女性との悲恋」という前日譚を新たに構想。究極の男役を体現するトップスター・真風涼帆と宙組による、守るべき女性、そして守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語となっている。

■ 斬新コラボのきっかけは「買いもの友だち」!?今回のコラボは、シリーズの脚本を担当し、今作では構想として携わっている平沼紀久氏が、宝塚歌劇の衣装を担当する有村淳氏と「買いもの友だち」だったことがきっかけ。平沼氏は「HIROさんに『HiGH&LOWを宝塚でやっていただくのはどうですかね』と相談したところ、『ぜひ』ということで、有村先生に協力していただき、始まりました」と明かす。

演出を担当した野口氏は、「コラボをするって聞いたとき『令和の宝塚って攻めてるな』と思ったんですが(笑)、まさか自分が演出させていただけるとは思わなくて。驚きつつも、元々HiGH&LOWはリアルタイムで観ていたので本当にうれしかったです」と喜びを語った。

■ 宙組の体力に驚き、HIRO氏「若いメンバーに見せたい」ゲネプロを観劇し、HIRO氏は「僕たちがゼロから作り上げたHiGH&LOWが、宝塚さんが解釈するとこういうアプローチになるんだってすごく刺激をもらいました。自分たちが舞台でやるならこういうスタイルになるだろうなとか、(9月9日公開のスピンオフ映画)THE WORSTから本編に戻ったときにこう表現できるなとか、いろんなインスピレーションを受けたので、今後に活かしたい」と、大いに刺激を受けた様子。

HIRO氏はコブラ役の真風涼帆に特に圧倒されたといい、「すべてお任せしていたのですが、(岩田剛典が演じた)コブラを忘れてしまうくらいの存在感で、さすがだなと思いました」とコメント。また「ずっと踊っていて、しかも2回公演の日もあるんですよね? みなさんの体力と、そしてそれをキープする精神力がすばらしい。うちの若いメンバーに見せて『もっといけるよね』って言いたい(笑)」と驚きつつ、「東京公演の際はいっぱい差し入れしようと思っています」と約束した。

宙組公演『HiGH&LOW ーTHE PREQUELー』は、8月27日から9月26日まで「宝塚大劇場」で、10月15日から11月20日まで「東京宝塚劇場」でおこなわれる(後半はショー作品『Capricciosa(カプリチョーザ)!!ー心のままにー』を上演)。

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス