大阪・奈良・京都を結ぶ観光特急「あをによし」、来春デビュー

近畿日本鉄道(代表取締役社長:都司尚)は10月8日、コロナ禍後のインバウンドなどのニーズを見据えて、大阪難波駅~近鉄奈良駅~京都駅を結ぶ観光特急「あをによし」をデビューさせると発表した。

車両名称の「あをによし(青丹よし)」とは、作家・万城目学の小説『鹿男あをによし』でも知られる奈良にかかる枕詞で、古都の美しさをイメージ。車内はゆったりした二列配置で、奈良「正倉院」の宝物をモチーフとした天平文様などのデザインを多用している。

内外装は既存の特急車両をベースに大幅にリニューアルしたもので、座席は2名用のツインシートと3~4名用のサロンシートの2種類。外装は天平時代の高貴な色とされる紫色のメタリック塗装を施し、上質な旅のワンシーンを飾る観光特急を目指すという。

運行開始日は、2022年4月29日。4両1編成で、大阪、奈良、京都の三都を乗り換えなしの直通で結び、週6日運行。GWや夏休みなどには運行する場合もあり。

(Lmaga.jp)

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