新装備で快適、淡路島のうずしおクルーズ2代目「咸臨丸」が3月就航予定
鳴門海峡の渦潮を船上から楽しむ「うずしおクルーズ」を運営する「ジョイポート南淡路」(本社:兵庫県南あわじ市)が、2代目の遊覧船となる「咸臨丸(かんりんまる)」を造船。2020年10月31日、命名と進水式がおこなわれた。
新しい船は「咸臨丸」と名付けられ、2021年3月に就航予定。春の潮風を満喫しながら、最新の遊覧船で、世界最大のうずしおを間近に体感できる。
現在活躍中の1代目「咸臨丸」は、1860年に勝海舟らが乗船し、日本人ではじめてアメリカへ渡った蒸気帆船の姿を復元したもの。幕末・明治維新を駆け抜けた咸臨丸が、北海道で役を終えてから150年目に当たる2021年。新たに就航する2代目は「近代日本を切り開いた象徴である咸臨丸が、令和に蘇り、素晴らしい未来を切り開くように」との願いも込められているという。
外観デザインは、1代目と大きな違いはないものの、バリアフリー、低振動低騒音化など、安全性・快適性を向上。貴賓室や最新映像技術での展示など、エンタテインメント性も充実させ、乗り心地は格段にアップしている。
また、2代目咸臨丸進水を記念し、地元の酒蔵「都美人酒造」(本社:兵庫県南あわじ市)協力のもと、オリジナルラベルの純米吟醸酒を200本限定で販売中とのこと。乗船の思い出やお土産にどうぞ。
文/みやけなお
(Lmaga.jp)