ポテチや蚊取り線香、ジーンズが不思議なアートに…大阪・梅田でミニチュア展
身近な日用品を使って、独特な世界を表現するミニチュア写真家・田中達也。国内外で好評だった展覧会の第2弾『MINIATURE LIFE展2』が、「大丸梅田店」(大阪市北区)で9月16日から開催される。
2011年から毎日SNSで作品を発表し、現在インスタのフォロワー数は国内外で260万人超えと注目を集めている田中さん。コロナ禍ではマスクをテントに見立てた作品「夜明けはまだか?」などを発表し、「おテント様は必ず顔をだす」「夜明けは、すぐそこまで来てますク」など、ファンからも収束を願うコメントが多数寄せられた。
今回は、日本初公開の作品や同展に合わせた新作も登場し、約50点のミニチュア作品や約120点の写真作品が展示。青空に浮かぶ雲は白ご飯、人々が座る待合室の椅子はクリップ・・・など、意外な組み合わせで丁寧に作られた作品が勢ぞろいし、パラシュートに見立てたバーガーのバンズ作品「パンラシュート」など、どれもクスっと笑ってしまいそうなダジャレやユーモアあふれるタイトルにも注目だ。
前回は撮影大会のように幅広い世代が盛り上がったというフォトスポットも多数用意され、展覧会場限定グッズも販売される。会場は「大丸ミュージアム<梅田>」で、期間は10月5日まで。料金は一般800円・中高生600円・小学生400円。
文/塩屋薫
(Lmaga.jp)