大阪・通天閣が2カ月ぶりに黄色、コロナ感染状況が警戒レベルに
大阪府内で新たに新型コロナウイルスの感染者が32人確認された7月12日。府内感染状況を知らせる「大阪モデル」が警戒レベルとなり、「通天閣」(大阪市浪速区)が黄色に点灯した。
同日夜9時半頃、通天閣のお膝元「新世界」では、20代らしき若者が、屋外のテーブル席で向かい合って大きな声でお酒を飲む姿が目立っていた。
なかには、今回のライトアップを聞きつけて駆けつけた人も。市街から車を止めて撮影していた女性は、「黄色信号が灯ったと聞いて、見に来ました」と通天閣をしばらく見つめ、「赤色にならなければいいんですが・・・」と、心配そうな表情を見せていた。
通天閣が大阪府独自の警戒基準「大阪モデル」に協力し、最初の点灯をしたのが5月11日。非常事態宣言中の大阪府内に、「注意喚起レベル(当時)」を知らせる黄色にライトアップした。
その後、評価値が基準内となった14日には緑色に変更。約1カ月半点灯続けた後、6月30日には役目をいったん終え、消灯したばかりだった。
取材・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)