タカラジェンヌも御用達、宝塚グルメのお取り寄せ
宝塚のおいしいものには目がない、タカラジェンヌ。彼女たちが公演ごとにサイン入りポスターなどを届けたりするなど、こよなく愛する宝塚エリアのお取り寄せを紹介。臨時休業中の「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)に思いを馳せて、おうちで名物をいかが(状況により、営業時間・休業日が変更する場合あり。各店舗にお問い合わせを)。
大スターから由来された、和スイーツ
「きねや本舗」の乙女餅
1926年に「宝塚歌劇にちなんだ銘菓を」と生み出された「乙女餅」(15入1800円税別)。その名の由来は往年の大スター・天津乙女から、とも言われる宝塚銘菓界のトップスター的な存在だ。添加物を一切使わず、餅粉、きな粉、砂糖など、ごくシンプルな素材のみを使用し、蒸気釜で練り上げた餅はしっとりやわらか。餅とたっぷりまぶされた国産の最高級きなこは、『宝塚歌劇のトップコンビ』のように相性バッチリ。
めでたい気分でいただく、もなか
「永楽庵」の宝あわせ
明治創業以来、 もなか一筋の老舗。看板商品の「宝もなか 8種の宝づくし」(15個入り1950円)は、小判や小槌といった、おめでたいお宝モチーフの皮の中に、上品な甘さの餡がたっぷり。自分で餡を挟むスタイルの「宝あわせ お手合わせ最中」(15個入り2400円)は、サクッとした食感を楽しめる。香ばしい皮と上品な餡の甘みは、宝塚歌劇のレパートリーの一つ『上質なラブロマンス』のように病みつきになる味わい。
毎朝食べたくなる、ふわもち断面美
「パンネル」の山食「寿」
宝塚市内に4店舗構える「パンネル」は、創業当時から愛される地域密着型のベーカリー。昔ながらの菓子パンや総菜パンも人気だが、看板商品は予約して購入する常連も多い、山食「寿」(1本778円)だ。ほんのり甘く、もっちり&しっとり食感のパンは、どんな食事とも相性が良く、まるで包容力がハンパない『宝塚歌劇の男役スター』のよう。まずは焼かずにそのまま、2食目は焼いて外カリッ、中モチッを楽しんで。
ゆったりとおうちで優雅なコーヒータイムに
「SHIZUKU COFFEE ROASTER」のしずく缶&コーヒー詰め合わせ
タカラジェンヌも休日に訪れる人気のコーヒーショップ。店主・浅野裕亮さんが目指すのは、スペシャルティーコーヒーの風味や個性を生かしつつ、幅広い人に愛される、まさにみんなが大好きな『宝塚歌劇のレビュー』のような一杯だ。こちらのお取り寄せ商品の中で人気なのが、オリジナルコーヒー缶とコーヒー豆「しずく季節のブレンド」200gの詰め合わせ(2700円)。缶のデザインは元雪組男役スターで、現在はイラストレーターとして活躍する大澄(おおすみ)れいによるもの。テレビでのヅカ鑑賞時の一杯にどうぞ。
宝塚市民ならデリバリーで、ふるふるサンドイッチ
「サンドイッチ ルマン 南口本店」のエッグサンド
1964年創業のサンドイッチ専門店。一番人気はふるふる食感のエッグサンド。半熟状態のスクランブルエッグを蒸すことで、しっかり火は通っているのにやわらかい独特の食感が生まれる。宝塚歌劇団の楽屋見舞いとしてもおなじみで、思い出の味として語る元タカラジェンヌも多数! まるで『娘役の輪っかのドレス』のように、ふわふわで軽やかなサンドイッチ。テイクアウトはもちろん、宝塚市内(一部除外地域あり)なら5人前以上なら宅配可。なお、花のみちセルカ店は宅配不可なのでご注意を。
文/SAVVY編集室 撮影/テラサカトモコ、木村正史、わたなべよしこ
(Lmaga.jp)