新型コロナ治療薬の課題、NHK特番で専門家が解説・討論

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。その終息に向け、専門家が最新情報をもとに解説、討論する特別番組『ウイルスVS人類 2 ~カギを握るワクチンと治療薬~』(NHK・BS1)が4月25日に放送される。

パンデミック終息の鍵を握る存在として番組が取り上げるのは、治療薬とワクチンの開発。これまで新たな感染症が発生するたびに、新薬やワクチンの開発で立ち向かい続けてきた人類だが、そのためには都度大きな壁が立ちはだかってきた。

たとえば、ワクチンや薬の投与による副作用のリスクや、開発および大量生産にかかる膨大な時間などの問題だ。今回の新型コロナウイルス感染症に対しても、これらの課題をどう乗り越えていけるのか、人類の叡智が問われている状況だという。

番組では展望を語るため、第一線の専門家が集結。「東京オリンピック・パラリンピックには間に合うのか?」「治療薬やワクチン開発の課題は何なのか? 」など、人類の新薬・ワクチン開発の歴史も俯瞰し、そこから学べる教訓や提言もまじえて徹底的に語り合う。

解説・討論には、岡部信彦氏(川崎市健康安全研究所所長 専門家会議メンバー)、河岡義裕氏(東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長 専門家会議メンバー)、大曲貴夫氏(国際医療研究センター国際感染症センター長 東京都アドバイザー)、 瀬名秀明氏(作家・薬学博士) 、中村幸司氏(NHK解説委員)らが出演。放送は4月25日・夜8時から。

文/たなかゆうこ

(Lmaga.jp)

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