Eテレ「天才てれびくん」初の舞台化、前田公輝が主演に

NHKの子ども番組『天才てれびくん』の舞台化が決定し、『天才てれびくんMAX』で2003年から3年間、てれび戦士として出演していた前田公輝が主演を務める。大阪市内でおこなわれた取材会で、心境を語った。

2019年の映画『HiGH & LOW THE WORST』に出演し、轟洋介役として好評を博した前田。このタイミングでの主演舞台に、「感謝しかない」と声を弾ませる。

「『天才てれびくん』は、自分を作っているひとつの大きな軸。そこにもう一度戻ってこれて、しかも主演という立ち位置をいただいたことが本当に嬉しかったです」と感謝。

さらに、「主演とは、『みんなが背中を押してくれることで堂々とお芝居させていただけるんだ』と、稽古を重ねるごとに共演のみんなに対しての尊敬の眼差しが強くなりました」と明かす。

小学6年生で、40分の生放送番組のメインMCに抜擢された前田。大人のゲストと幼い子どもたちをまとめる大役だったことで、「番組では頭の回転を培ってきました。物事を次々考えられる能力を子どもながらに養いました」と振りかえる。

舞台『天才てれびくん the STAGE~てれび戦士REBORN~』は、大人になったてれび戦士が楽しいことを取り戻すため、敵のテレゾンビと戦う物語。「この作品はシンプルなセリフが多いですが、それが一番伝わりやすくて、分かりやすい言葉ほど深い意味があることを感じました」と、自身が大人になったからこそ、一歩先、二歩先の「楽しい」や「笑顔」を届けたいと意気込む。

本作は東京公演を経て、大阪は2月1日・2日に「WWホール」(大阪市中央区)にて。チケットは8200円(全席指定)で発売中。

取材・文・写真/岩本

(Lmaga.jp)

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