六甲ミーツ・アート、来場者の人気投票でグランプリが決定

六甲山上の11会場において、現在開催中の芸術祭『六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019』。来場者の投票で決まる「オーディエンス大賞」の受賞者が選出され、大野公士の作品『in the mist』がグランプリに輝いた。

自然や眺望、文化、歴史といった六甲山本来の魅力を五感で感じながら、ピクニック気分でアート作品が楽しめる同芸術祭。今年は過去最多となる総勢42組が出展し、来場者の人気投票で決まる「オーディエンス大賞」には全44作品が対象となった。投票は9月13日から10月27日までおこなわれていた。

グランプリに選ばれたのは、「六甲高山植物園」に展示された大野公士の『in the mist』。 大気光学現象のブロッケンをテーマにした作品で、「神々しくて、異次元に入ったような気分になった」「入った瞬間圧倒された」などのコメントが寄せられた。

以下、準グランプリには、同じく植物園内に展示された栗真由美の 『builds crowd AMAGASAKI』。尼崎に実在する商店や建物をモチーフにした無数のランタンが展示されている。 第3位には、「風の教会」に展示されたOBIというユニットの『がれきに花をさかせましょう』が選出。都市が瓦礫の上に成立しているという事象を作品化したという。なお、同芸術祭は11月24日まで開催されている。

(Lmaga.jp)

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