クチコミで人気の日本の美術館、博物館ランキングとは?
世界最大の旅行サイトのトリップアドバイザーで投稿されたクチコミをもとに、「日本の美術館・博物館ランキング2019」が、10月10日に発表された。
美術館の1位には自然との調和が美しい「ポーラ美術館」(神奈川県箱根町)が、博物館の1位には、戦争の歴史を伝える「知覧特攻平和会館」(鹿児島県南九州市)がそれぞれ選ばれた。
関西では、美術館の9位に「ミホ ミュージアム」(滋賀県甲賀市)。11位には「大阪市立東洋陶磁美術館」(大阪市北区)が初ランクイン。博物館では18位に「京都鉄道博物館」(京都市下京区)、19位には「奈良国立博物館」(奈良県奈良市)が初登場。
「大阪市立東洋陶磁美術館」は、大阪の文化やアートの中心として注目を集める中之島にあり、世界的にも評価が高い東洋陶磁コレクションを所蔵。クチコミでは、「陶磁器に興味がなくても国宝は一見の価値あり」「東洋美術の凝縮」「陶磁器のルーツはここから学べます」といった、見応えあるコレクションに圧倒される声が多く寄せられたという。
さらに、「ボランティアガイドさんが丁寧でユーモアもあって焼物初心者の私でもとても良く分かり興味をもちました」といった体験談も寄せられ、展示内容だけでなく、いかに魅力を伝えるかということに注力されている所が、上位にランキングした理由のひとつであることが分かる。
(Lmaga.jp)