アプリ開発会社が目指す省人化ホテル、関西に初登場
ホテルが次々と増える関西では、人材不足から省人化を工夫する宿泊施設も増加。そんななか、スマートフォンのアプリ開発やIoT事業を展開する「and factory」(東京都目黒区)が、最新技術を活かしたホステルを大阪に初めてオープンした。
8月23日に堺筋本町で開業した、「&AND HOSTEL HOMMACHI EAST(アンド ホステル ホンマチ イースト)」。チェックインや観光客の問い合わせに対応するタブレットの導入や、スマートフォンの専用アプリで解錠・施錠、照明の調整、テレビまでを操作でき、音声サービスの「アレクサ」を完備する「ラグジュアリー IoTルーム」(7室のみ)も擁する。
「宿泊者には半歩先の未来感を体験してほしい。フロントで問い合わせが多いのは食事処や観光情報。エリアごとの情報をタブレットに取り込み、お客様自身で探してもらう。省人化しつつ、人にしかできないサービスを追求したい」と同社の取締役の梅本祐紀さんは説明する。
同ホテルで使用されるアプリなどはすべて自社で開発し、これまでの宿泊客のデータをもとに内容を改善・更新しているという。すでに「H.I.S.ホテルホールディングス」が手掛ける「変なホテル」でも一部サービスが導入されており、今後は同社によるサービスが他社のホテルに広がっていく可能性が見込まれる。
「ラグジュアリーIoTルーム」は1室(4名利用可)1万8000円~、ドミトリー(相部屋)は3000円~があり、全66室とドミトリー14床。また訪日客も見込み、「プレイヤールーム(礼拝室)」もあり。1階には、「Dining げんべ」(大阪府和泉市)が出店し夜限定で営業。南大阪エリアの名物・泉州産の水なすを使った居酒屋メニューなどを楽しめる。
(Lmaga.jp)
