2020年3月にオープンの京都市京セラ美術館で、現代作家のプレイベント続々
改修・増築工事のために閉館中の「京都市京セラ美術館」(京都市左京区)で、8月28日に記者発表がおこなわれ、2020年3月21日のリニューアルを記念した展覧会の詳細が発表された。
オープニング展は、本館北回廊でおこなわれる『京都の美術 250年の夢』と、新館「東山キューブ」でおこなわれる『杉本博司 瑠璃の浄土』のふたつ。
江戸時代から現代にいたる京都のアートシーン、約250年の歴史を振り返る大規模展では、総計400点を超える作品が展示される。一方、写真家の杉本博司は、かつて6つの寺院が存在していた京都・岡崎の歴史を踏まえつつ、「瑠璃」「浄土」「偏光色」をキーワードに日本人の精神性を見つめ直す試みに。世界初公開の大判カラー作品シリーズ『OPTICKS』や、ガラスにまつわるさまざまな作品、考古資料などで構成される。
また、南回廊1階に設けられる「コレクションルーム」では、同館が開館以来収集してきたコレクション(日本画、洋画、彫刻、版画、工芸、書)を展覧。京都の四季に合わせ年4回展示を替え、それぞれの季節感溢れる表現が楽しめるという。
オープン前のプレイベントは2019年12月21日よりスタート。現代アーティストの鬼頭健吾によるインスタレーションや、高橋匡太による本館ライトアップがおこなわれるほか、本館エントランス前に新設されたスロープ状の広場「京セラスクエア」でコンサートがおこなわれる予定だ。
取材・文/小吹隆文(美術ライター)
(Lmaga.jp)
