ケツカッチン・和泉修、ボクシング指導者としての顔「社会に貢献できる人間を育てたい」

芸人やアスリートの「もうひとつの才能」に注目したドキュメンタリー番組『OFLIFE(オブライフ)』(MBS)。11日の放送回では、芸歴35年目を迎える漫才師・ケツカッチンの和泉修に迫る。

彼のもうひとつの顔、それは母校である浪速高校のボクシング部でのヘッドコーチだ。かつて男子校だった浪速高校には、のちに「浪速のロッキー」として名を馳せる赤井英和がいた。和泉が入学したとき、赤井は4年生。ボクシングを始めたきっかけは、その赤井に憧れたからだという。「ものすごくカッコ良かった。朝礼でも表彰されてて。(赤井さんが)1年生をダブってなかったら、出会ってなかった」と、振りかえる。

和泉が母校からのオファーで低迷していたボクシング部の復活を目指し、コーチを引き受けたのは6年前。現在、25人の男女を指導している。「精神的に強い学生にしたい」と、生徒たちを見るまなざしは真剣そのものだ。そんな和泉を先輩の赤井は「コーチにとってなにが大切かというと、テクニックはもちろんやけど、1番は選手に対する愛情。ハートを持ってるかどうか。修なら、結果も出しているし、選手の気持ちを引き出す素晴らしい才能を持っている」と評する。

そして、和泉にはもうひとつの信念がある。「これまでコーチは善意で来てくれるOBのボランティアが多かった。ギャランティーをもらうことで成績を上げる。アカンかったら切られて当たり前」と、ボランティアではなく、職業コーチの存在が日本のスポーツ界の発展のためにも必要だと感じていると話す。番組では、高校生たちを冷静かつ、愛情をもって指導する姿を追い、「ボクシングを通じて、社会に貢献できる人間を育てたい」という和泉の指導者としての顔に迫る。この模様は6月11日・深夜1時59分から放送される。

(Lmaga.jp)

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