朝ドラ母・松坂慶子「驚くような言動があるよねって」
連続テレビ小説『まんぷく』の出演者やスタッフにNHK大阪放送局がインタビュー。ヒロイン・今井福子の母、今井鈴を演じる松坂慶子のコメントが届いた。
先祖が武士の家系で、「私は武士の娘です」が口癖の鈴。松坂は、「鈴の生まれは明治時代で、娘たちより昔気質な人。生命力があふれていて、いろいろなことがあっても切り替えが早くて、いつも前を向いて歩いていく・・・。そういう鈴の元気なところが素敵」と話す。
一方で、おかしな挙動も多く、「鈴は、夫の事で苦労してきたので、娘たちには堅い仕事の人と一緒になってほしい。にもかかわらず、芸術家や発明家と結婚してしまうので、いつまでも心配してついつい口出ししてしまうんです。『お母さんって、子どもから見るとえ~! と驚くような言動があるよね』と、話していますが、それはスタッフのみなさんも共通認識のようです」。
「びっくりするような展開やセリフもありますが、いざ演じてみると、話としてスムーズに流れてくる。鈴の本心がそこにあるからだと思います。ちょっと憎たらしい言い方になりそうなときは、演出の方とも相談して『じだんだ踏んでるみたいな感じで』といった風に、決して陰湿なキャラクターにならないように軌道修正したり。私には無い発想からくるセリフも多く、これまであまりやったことのない役です」と、工夫しながらキャラクターを作り上げているようだ。放送は10月1日~2019年3月30日、全151回の予定。
(Lmaga.jp)