大阪で、日本古典のヤバい女の子を語るトークイベント

イザナミノミコト、乙姫、かぐや姫など、日本の昔話や神話に登場する女性の本心と素顔を蘇らせて紹介するエッセイ『日本のヤバい女の子』(柏書房)。その著者であるイラストレーター・はらだ有彩によるトークイベントが、大阪「ロフトプラスワンウエスト」(大阪市中央区)で6月23日に開催される。

もともと日本の民話をモチーフにしたテキスタイルを作っていた彼女だが、『日本書紀』のイザナミノミコトや『牡丹灯籠』のお露など、日本古典に登場するエキセントリックな「女の子」たちの人生を大胆かつファンキーに読み解き、時空を、そして虚実を飛び越えて、物語の呪縛から女の子たちを解放しようという新感覚のガールズエッセイを上梓。若い女性を中心に「昔話の女の子は今のわたしだ」「時を超えるガールズトークに涙」「心のお守りにする」などさまざまな反響があり、5月末の発売後、早々に重版も決まったという。

それを記念した今回のイベントでは、ゲストに『人生を狂わす名著50』の書評家/京都大・大学院生の三宅香帆さん、「妖怪学」の第一人者である文化人類学者の小松和彦先生を迎えて、「日本のヤバい女の子」の世界をディープに掘り下げてゆく。会場では著書のなかでも印象的な挿絵の原画や色違いのカバーも展示。料金は2500円(要1オーダー500円以上)。

(Lmaga.jp)

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