ビッグコミックが創刊50周年、京都で企画展

創刊50周年をむかえたマンガ雑誌『ビッグコミック』(小学館)の名作を、約200点の原画で振り返る展覧会『ビッグコミック50周年展 ー半世紀のビッグな足跡』が、6月9日から「京都国際マンガミュージアム」(京都市中京区)で開催される。

マンガという文化が若者たちの間で大きく広がっていった時代の、1968年に創刊。「大人のためのコミック誌」として、手塚治虫や石ノ森章太郎、藤子・F・不二雄ら大御所の漫画家たちが寄稿し、さいとう・たかを『ゴルゴ13』は、1968年11月から現在も連載中。戦後マンガ史に残る名作を多数生み出してきた。

会場では、創刊号から誌面を飾った作品の原画とともに、年代ごとに分かれた6つのパートでその歩みをたどるコーナーや、かわぐちかいじ『空母いぶき』など現在連載中の作品の原画を一望できるコーナーなどが登場する。

また、ジャズ音楽を通じて織りなされる青春を描き、数々の賞を受賞した『BLUE GIANT』の作者・石塚真一と、クラシック音楽をテーマにした『神童』『マエストロ』の作者・さそうあきらによるトークイベントも初日に開催(無料・当日整理券配布・先着200名)。「音楽」をいかにマンガとして描き出すのかを知ることができる、貴重な機会となりそうだ。展覧会の期間は9月2日まで。

(Lmaga.jp)

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