「鋼の錬金術師展」が全国へ、兵庫からスタート

山田涼介主演で実写映画化されるなど、連載終了から7年以上経った今もなお根強い人気を誇る荒川弘原作の漫画『鋼の錬金術師』。その漫画やアニメの資料を展示する『鋼の錬金術師展』が、21日より「神戸ゆかりの美術館」(神戸市東灘区)で開催されている。

本作は、「錬金術」という西洋の神秘的なイメージを独自に飛翔させた架空の世界が舞台。錬金術師として活躍するエルリック兄弟が、仲間たちと一緒に戦いながら人として成長する姿を描く。

今回は、東京・大阪で昨年おこなわれた同名展の一部を変更し、全国を巡る巡回展。会場には、テーマ別に生原稿や原画が配され、物語の始まりから最後の戦いまでストーリーに沿った形で展示されている。

音声ガイドには、アニメでエルリック兄弟の声をつとめた朴?美(エド役)と釘宮理恵(アル役)が参加。2人のやりとりも楽しく、一緒に会場を鑑賞しているようで、より世界観を満喫できる。

会場では原画のほか、制作時に参考にした拳銃や刀などの展示、原作漫画を使って映像化された作品ラストの「真理の扉」シーンの上映なども。期間は7月8日まで、料金は一般1000円、大学生500円、高校生以下無料。

(Lmaga.jp)

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