冨田勲×初音ミク公演、NHK-BSで放送

世界的なシンセサイザー奏者にして、音響作家としても数々の名作を彩った故・冨田勲(1932~2016年)。その偉大な音楽家が亡くなる1時間まで創作に取り組んでいたというスペースバレエシンフォニー『ドクター・コッペリウス』は、追悼公演として東京「Bunkamuraオーチャードホール」で上演され(11月11日・12日)、大きな話題となった。このたび、そのコンサートの模様がNHK-BSにて放送されることに。さらに来年4月には再演も決定した。

オーケストラとシンセサイザー、そして、バーチャル・シンガーの初音ミクと生身のダンサーを共演させ、バレエと3DCGで展開される『ドクター・コッペリウス』。宇宙へ飛び立つことを夢想する主人公コッペリウスと、それを叶えるべく異界からやってきた初音ミクが織りなすストーリーで、2日間(3公演)で約4200人を動員。大きな歓声と鳴り止まない拍手で幕を閉じた。

この公演の模様が2017年1月29日・夜11時より、NHK-BSにて放送決定。また、それに先駆けて、12月17日・夕方5時半からは、NHK総合『NEXT 未来のために』にて、冨田の遺志を受け継ぐ仲間の奮闘を追った特集(語り:やくしまるえつこ)も放送されることに。日本が世界に誇る音楽家が探し続けた「宇宙への夢と希望」。初演を見逃した人は必見です。

(Lmaga.jp)

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