ブラバ最後の自主公演 最多出の劇団
大阪市中央区の「シアターBRAVA!(シアターブラバ)」が、今年の5月をもって11年の歴史に幕をおろす。演劇自主公演としては最終となる『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主演、キャラメルボックスの多田直人が大阪市内で会見した。
演劇集団キャラメルボックスは、これまでブラバで9公演を上演。劇団として最多上演ということもあり、「ぜひ最後にまた一緒にやりましょう」と劇場が依頼をしたという。本公演は、3年前の劇団公演の再演。初演では原作とキャスティングの性別を少し変更したが、今回はプロデュース形式となり、「より原作に近い決定版と言える作品にしたい」と脚本・演出の成井豊は意気込んでいるという。
記者から「閉館する劇場の最終公演は歴史に残る」と聞かされた多田は、「最後のブラバで一番上に僕の名前がある…。『俺で良いのか?』というのもあるけど、しっかり応えないといけない」とその重責を噛みしめていた。
本作は、累計100万部を突破した東野圭吾原作の小説。「ミステリーのイメージが強い東野さんが、ハートウォーミングな作品も書かれるんだと新鮮だった」と多田が話すように、いくつものオムニバス形式のストーリーがからみあい、最後には糸がほぐれ涙をさそうタイムトラベルファンタジー。泥棒3人組が逃亡中に隠れた廃屋に届く悩み相談の手紙。遊び心から書いた返事は、数十年の時間を超えて行き交うことに・・・。5月6日~8日に行われる大阪公演のチケット発売は、3月5日から。
(Lmaga.jp)
