日本高野連は２２日、大阪市内で全体審議委員会を開き、春夏の甲子園大会の甲子園練習で女子マネジャーが参加できるように原案を作成し、２５日の理事会の議題に上げることを決めた。

　今夏の全国選手権大会の甲子園練習に参加した女子マネジャーが制止されたことに対して批判が相次いだため、高野連内で討議を重ねてきた。

　高野連は原案の詳細は明らかにしていないが、理事会で女子マネジャーの練習参加が認められれば、ヘルメットの着用を義務付けるなど、安全面に最大限配慮されるとみられる。竹中雅彦事務局長は「一番怖いのはけが。十分に対策を取った上でできること（に限られる）」と話した。