早実清宮の夏再び…高校通算50号到達

 「招待試合、早実3-0木本」(18日、くまのスタジアム)

 早実(西東京)の清宮幸太郎内野手(2年)が18日、三重県熊野市で開かれた「くまのベースボールフェスタ」での木本(三重)戦で、高校通算50号となる3ランを放った。2年夏の地方大会前で異例の50号到達。2年連続の夏の甲子園出場に向け、弾みとなりそうだ。

 高々と上がった打球はぐんぐん伸び、右翼ポール際へスタンドイン。清宮が最初の打席で先制の3ランを放ち、いきなり1500人の観客をどよめかせた。一回1死一、二塁、2ボール1ストライクからの4球目。木本の左腕・山門の直球が内角低めに来たところを、バットの先だったがうまく振り切った。

 「たまたまいい感じにボールに回転がかかってくれて、よく伸びました」。2年夏の地方大会前で異例の50号到達に「数字を聞くと多いな、と思う。(昨春の)最初の1本はひどい打ち方だったので、成長を感じる」と感慨深げ。ダブルヘッダーとなった紀南戦も右翼線二塁打などを放ち、2試合で3安打1打点と快音を響かせた。

 地元校が甲子園の強豪校と対戦する「くまのベースボールフェスタ」は、2002年の初開催以降、辻内崇伸投手(大阪桐蔭-元巨人)ら数々の注目選手が登場した。07年には中田翔(大阪桐蔭-日本ハム)が高校通算84号を放っている。

 球界のスターたちが残した軌跡に、清宮は「験担ぎ的な場でもあるのかな、と。熊野は神様の宿る地でもあるのでパワーをもらっていきたい」。西東京大会での啓明学園との初戦を意識し、強調した。19日は同じ招待校の報徳学園、近大高専との2試合。大事な夏に向け、さらなる成長を遂げる。

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