PLコールド負け…校長が今後も指揮
「春季高校野球大阪大会・準々決勝、大阪桐蔭8-1PL学園」(6日、舞洲)
PL学園は二回までに8失点を喫し、思い描いたゲームプランを遂行できなかった。草野裕樹監督(64)は「接戦に持ち込みたかった。初回に(山本へ)打球が当たったのが痛かった。私の責任。早めに代えてあげないといけなかった」と悔やんだ。
初回、先発した山本の右ふくらはぎに先頭打者の打球が直撃した。志願して続投したものの、制球が定まらず二回途中8失点で降板。4-11で敗れた昨秋府大会決勝の雪辱を期したが、七回コールド負けで返り討ちにあってしまった。
「夏に向けて、もう一回立て直していかないと」と草野監督。校長を兼務する傍らで、今後は練習試合でも指揮を執る。5月1日付で学園の理事長が交代しており、協議を重ねながら名門復活へ力を注ぐ。