沖縄尚学、執念サヨナラで初の夏8強

 「全国高校野球・3回戦、沖縄尚学6-5二松学舎大付」(20日、甲子園)

 沖縄尚学は夏7度目の出場で初のベスト8入りを果たした。初回の4点リードを“琉球のライアン”山城大智投手(3年)が一度は逆転される展開。しかし、中盤以降立ち直り、同点の九回、4番・安里健内野手(3年)が劇的なサヨナラ二塁打を放った。

 沖縄尚学の夏の歴史を、4番・安里のバットが塗り替えた。5‐5で迎えた九回1死二塁。安里が振り抜いた打球は左中間を破り、二塁走者の中村が生還。サヨナラで初の夏8強入りだ。

 「4番が最後の最後で出てくれた」と比嘉公也監督(33)は安里の待望の一打を喜んだ。七回にも同じ1死二塁の場面で打席に立ったが、浅い中飛に倒れた。「七回は差し込まれた」と最後はバットを指2本分短く持ちシャープに振った。相手は1年生左腕。負けられない意地もあった。

 エース山城の力投が安里の心に火をつけた。同点の九回2死二塁。山城は高校通算57本塁打の相手の6番・秦に対し、オール真っすぐ勝負で3球三振。最後は真ん中に投げ込んで 空を切らせた。「あの三振を見て、あれに応えないとチームじゃないと思った」。直後の攻撃前のベンチで山城に「おまえが決めてくれ」と声をかけられ「大智(山城)に言われたら決めないわけにはいかない」と打席に向かった。

 山城同様、8強だった春に忘れ物をしてきた。今年のセンバツ3試合で上位の打者が次々と打点を重ねていく中、4番の自分だけが打点ゼロだった。「夏は打点をあげてチームに貢献したい」。打撃練習で状況に応じた打撃ができるようにとバットを長く持つだけでなく、短く持って打ってきた成果が出た。

 同校は7度目の挑戦で初の夏2勝。1999年春を制した比嘉監督の現役時代を超えたナインを「このチームは今までで一番バランスがいい」と比嘉監督は評する。「優勝を目指して一つ一つ勝ちたい」。ヒーローとなった主砲の本領発揮はこれからだ。

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