県岐阜商“父子鷹”で36年ぶり春星
「センバツ・2回戦、県岐阜商8-3花咲徳栄」(27日、甲子園)
古豪・県岐阜商が“父子鷹”で1977年以来、36年ぶりの春の勝利を手にした。藤田明宏監督(45)と並んでお立ち台に立ったエースの長男・凌司(3年)は「幸せです」と、父に視線を送って満面の笑みを浮かべた。
昨夏の甲子園は背番号「11」でベンチ入り。初戦で敗れた新潟明訓戦では2番手で登板し、2回2失点と悔しい内容だった。リベンジを果たす5安打3失点の完投勝利。「今年はリラックスして投げられた」と精神面の成長を自覚した。
試合前の宿舎で出発の準備中に父からメールが届いた。「バックを信じてリラックスして投げれば大丈夫」。息子は「了解」と返信。アドバイスをマウンドの上で実践した。指揮官は「この勝ち方は予想外」と、息子が導いた快勝に大満足。目標にする73年ぶり全国制覇へ、父子が最高のスタートを切った。
