済々黌55年ぶり春勝利!大竹無四球完封

 「センバツ・2回戦、常総学院0-2済々黌」(26日、甲子園)

 昨夏の22年ぶり1勝に続き、今度は済々黌に55年ぶり春の勝利をもたらした。大黒柱の大竹耕太郎投手(3年)が投打で大活躍。四回に先制の中越え適時三塁打。本業では9安打も要所を締めて無四球完封。「ピンチで落ち着いて投げられた」と試合後も冷静に独壇場を振り返った。

 大舞台での好投の要因の一つが快眠だ。宿舎に3万円のオーダー枕を持ち込んだ。10万円のオーダーマットの発注は断念したが「眠りが深いので夢を見なくなった」と“マイ枕”だけでも効果は抜群のようだ。

 次は152キロ右腕の安楽擁する済美と対戦。大竹は「速い球を見せられても、自分の持ち味を忘れず投げたい」と低めを突く投球で対抗。前回、58年春の済々黌は熊本県勢で唯一の全国制覇。「自分たちも続きたい」。アルプス席を埋め尽くす大応援団を味方に伝統校のエースは左腕を振り続ける。

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