JRAの”英断”に拍手 江頭2:50さんには圧倒されました

 時計の針を少し戻して、2週間前の話を。筆者は福島出張中で、レース後のジョッキー談話を担当した15日の4R終了後のことだ。ウイナーズサークルの近くでメイショウミハルで勝った城戸義政騎手に話を聞いていると、ゴール板近くから「ワーッ!」とG1レース級の大歓声が沸き起こった。「何だ?」と思ったところ、それは昼休みに行われたイベントのゲストである江頭2:50に対するファンの声。これには「あら~、僕の勝利がどこかへかすんじゃったなあ」と城戸君も苦笑いだった。

 江頭さんはエロいことを遠慮なくする芸人…というくらいの認識はあったが、あそこまですごいとは。トークでは”ソープランド”を80年代以前の呼称で言い、観客の女性に抱きついたかと思えば、股間に腕を入れてもっこりスタイルも。揚げ句に、ファンを募って舞台でダンスを行っていたのだが、相手は「ホモじゃなきゃ駄目だ!」と、それはもう全開。放送コードがあるわけではなく、テレビでは見られない芸風を披露していた。

 長年にわたって福島には出張しているが、あれほど盛り上がったみちのくの昼休みは見たことがない。大概、イベントは内馬場ステージでやるものだが、スタンド前に特設ステージを設けて行ったこともあの大歓声につながったのだろう。一歩間違えれば警察沙汰の危険性も秘めていた!?あのゲストの人選に関しては「JRAの英断」と個人的には思っています。

 レース以外でも、競馬場へわざわざわ足を運んでくれたファンを楽しませることはとても大切。これからも皆が喜ぶゲストを呼んで、大いに場内を盛り上げてもらいたい。

(馬サブロー美浦支局・玉川 祝)

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