古くから”速い馬が勝つ”と言われる皐月賞。ほぼ同じメンバーで行われる日本ダービーよりもはるかに高い指数で決着する傾向。絶対的なスピードとその持続力が試される一戦ということだ。

　スピード指数トップは◎ヴェロックス。新馬勝ちを収めたあと、野路菊Ｓ、東スポ杯は人気を裏切る結果となったが、若駒Ｓと若葉Ｓを連勝してここに駒を進めてきた。力をつけたというより、経験を積んでレースで持てる力を発揮できるようになった印象だ。特に直線での反応の良さと弾け方を見ると、コーナー４つの競馬に適性の高さを感じさせる。ＳＰ指数も２走前の若駒Ｓで５０４と非常に優秀で、小回りで生きるスピードとその持続力は現役屈指。中山の速い時計の決着は望むところだ。

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