【府中牝馬Ｓ】★★

　昨年の秋華賞馬◎ディアドラ。３歳春は、桜花賞６着、オークス４着と苦戦したが、昨秋に本格化を迎えて最後の１冠を手中に収めた。その後は、エリザベス女王杯で12着と大きく敗れて立て直し、年明けの京都記念６着からドバイターフに挑戦して３着は上々と言えるだろう。今シーズンは約４カ月ぶりのクイーンＳを５７６という高指数をマークして上々の立ち上がりを見せてここに駒を進めてきた。目標は次走のエリザベス女王杯でも、順調にきた今回は負けられない一戦となる。

【大原Ｓ】★

　◎スズカルパンは16年の５月に鴨川特別を勝って準オープンに昇格。２年半近く25戦もこの準オープンで戦ってきた。成績は２着２回、３着３回でも掲示板は半数以上の13回を誇る安定感。ＳＰ指数は３走前の下鴨Ｓで５５４をマークしており、このクラスを勝てるだけの力はある。長く月１回ペースでレースに出走してきたので今回の休養はいい方に出るはず。

【妙高特別】★★★

　◎ストロボフラッシュは今回が２回目の1000万クラスに昇級。前回は一昨年の12月から３戦して②⑨⑨着の成績が残っている。いきなり５３６の高指数２着と通用のメドを立てたが、その後は大きくリズムを崩してしまった。500万クラスに降級したというのに⑨④⑤⑤着は、本来の出来になかったということだ。ようやく復調を見せたのが新潟に戦いの場を移した２走前。２着に２馬身の完勝でを決めると、前走の苗場特別は３着でも５４４の高指数で完全復活。得意の新潟を待っての出走なら、期待しないわけにはいかない。

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