【日曜・東京１１Ｒ・ブラジルＣ】

　◎ハヤヤッコは昨年の覇者。２走前のスレイプニルＳは鮮やかな差し切り勝ちを決めており、距離と脚質がドンピシャにハマるのが、東京ダート２１００ｍの舞台だ。前走は１０着に敗れたが、休み明けと距離短縮で追走に手間取り、うまく脚がたまらなかったことが明確な敗因。もともと使って良くなるタイプ。中２週で迎えた今週の追い切りでは、内田博が手綱を取って軽快な走りを見せていた。締まった馬体を見ても、これが本来の姿。極端にテンションが上がっていなければ、まず大丈夫と言っていい。

【日曜・東京５Ｒ・２歳新馬】

　◎エリカコレクトは品のある好馬体。学習能力も高く、追うごとに切れが増し、シャープな伸び脚を披露している。初戦から力を出せる仕上がりだ。「素質を感じるし、これからどんどん良くなりそうな雰囲気がある」と国枝師。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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