モントライゼが小倉2歳Sの1週前追い切り 松永幹師「いい動き」

 「POG2歳馬特選情報」(26日)

 〈栗東〉7月12日の阪神での未勝利戦を大差で逃げ切ったモントライゼ(牡、松永幹)が26日、小倉2歳S(9月6日・小倉、芝1200メートル)の1週前追い切りを行った。坂路で4F54秒1-39秒1-12秒2。「いい動き。最後もしっかりと伸びているね」と松永幹師。

 19年の年度代表馬リスグラシューの全弟クローヴィス(牡、父ハーツクライ、矢作)が26日に入厩後初時計。坂路で4F54秒5-39秒3-12秒8をマークした。既にゲート試験は合格しており、矢作師は「リスグラシューの下、ハーツの子って感じで、じっくりいった方が良さそう。もちろん、使えないことはないけど、1回放牧に出すことになると思う」と見通しを語った。

 〈美浦〉札幌2歳S(9月5日・札幌、芝1800メートル)の1週前追い切り。7月12日の福島で新馬勝ちしたカガフラッシュ(牡、萱野)は、美浦Wで5F69秒8-40秒0-12秒6を計時。手綱を取った江田照は「そこまで大きく変わった感じはないが、いい意味で順調」とうなずく。7月18日の福島で初陣Vを決めたアオイゴールド(牝、和田雄)は、美浦Dで4F52秒1-37秒8-12秒3を軽快にマークした。

 23日の新潟で新馬勝ちしたフレンドパル(牝、深山)は10月25日の東京5R1勝クラス(芝1400メートル)へ向かう。

 〈札幌〉札幌2歳Sを目指すピンクカメハメハ(牡、父リオンディーズ、栗東・森)が26日、札幌芝で武豊を背に1週前追い切り。5F62秒2-35秒1-12秒0をマークした。鞍上は「順調にきているし、動いたね。馬場に入ると気が入る面があるけど、能力がありそう」と素質を評価する。同レース出走予定のスライリー(牝、父オルフェーヴル、美浦・相沢)も札幌芝の併せ馬で3馬身先着。4F49秒0-35秒0-11秒3とラストは鋭く伸びた。石川は「オルフェ産駒らしく、気が入るところがあるけど、攻めの動きはいい」と好感触だった。

 クローバー賞を快勝したカイザーノヴァ(牡、栗東・矢作)は、サウジアラビアRC(10月10日・東京、芝1600メートル)かデイリー杯2歳S(11月14日・阪神、芝1600メートル)を目標にする。23日の札幌で新馬勝ちのアスカロン(牡、栗東・森)は、すずらん賞(9月6日・札幌、芝1200メートル)へ。

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