【斉藤崇厩舎編】良血アイリッシュベル素質高い
「POG2歳馬特選情報」(7日)
2019年の秋華賞馬クロノジェネシスや、今年のNHKマイルCに出走するファルコンS2着馬ラウダシオンなど、年々活躍馬が増えてきた注目の厩舎だ。
期待の一頭がアイリッシュベル(牝、父オルフェーヴル、母ベルアリュール2)。半姉にG1馬アドマイヤリードのいる良血で、斉藤崇師は「お姉ちゃんも大きな馬ではなかったようですが、この馬も同じような感じですね。小柄ですけど、バランスがすごくいい。気の強いところがあるのでそのあたりに気をつけていきたい」と楽しみにする。
ローウェル(牡、父キズナ、母アンティフォナ)は、前述したラウダシオンの半弟だが、「体は全然違って、キズナっぽい感じ。馬がしっかりとしていて早めから行けそう。お兄ちゃんと違い、距離に融通は利きそうです」と早期デビューを視野に入れる。
シュガーショック18(牡、父オルフェーヴル)も「楽しみ。いい馬です。馬格もあるし、しっかりと前向きさもある」と評価が高い。パラッツォレジーナ(牝、父ディープインパクト、母パレスルーマー)には「ディープっぽいというか、スラッとした感じの馬。バランスがいいし、これからどんどん良くなりそう」と今後の成長に期待していた。