紙面で振り返るゴルシ伝説!

大人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の影響で人気再沸騰中のゴールドシップ。GⅠ6勝を含む全13勝を紙面とともにずきゅんどきゅんと振り返る。

公開日:2021.4.7

 全てが圧巻だった。スタートでダッシュがつかず、馬群から3馬身ほど後方に置かれた。大きく出遅れたルーラーシップにもかわされると、向正面では最後方まで下がった。
 向正面から鞍上が必死に手綱をしごいたが、なかなかエンジンがかからない。3角で大外に持ち出すとようやく闘志に点火。まくり気味に進出したが、最終コーナーではまだ10番手と圏外とも言える位置だった。それでも直線で右ステッキが入ると、一気に加速してメンバー最速となる上がり3F34秒9の末脚でごぼう抜き。終わってみれば1馬身半差の完勝だった。

【有馬記念】ゴールド芦毛の怪物誕生

格の違い見せた阪神大賞典(2013年3月17日、阪神11R・GⅡ)

2013年3月18日紙面

 格の違いを見せつけた。G1・3勝馬ゴールドシップが、単勝1・1倍の圧倒的1番人気に応えて快勝。古馬となってからの初陣を白星で飾り、次に見据える天皇賞・春(4月28日・京都)へ向けて好発進を決めた。

【阪神大賞典】ゴールド最高の船出

まくり戦法捨て復権した宝塚記念(2013年6月23日、阪神11R・GⅠ)

2013年6月24日紙面

 終わってみれば“1強”だった。単勝2番人気のゴールドシップが、これまでの最後方からのまくり戦法を捨て、積極策から抜け出す力強い走りでライバルを完封。1番人気に背信した天皇賞・春のリベンジを果たすとともに、4歳世代3強対決を制し、G1V4を決めた。

【宝塚記念】ゴールド復権3強対決制す

得意の仁川で阪神大賞典連覇(2014年3月23日、阪神11R・GⅡ)

2014年3月24日紙面

 昨年の宝塚記念を制した得意の仁川で、G1・4勝馬ゴールドシップが本来の強さを取り戻した。岩田と初コンビを組んだ今回は、アッと驚く2番手追走の積極策。他馬を寄せ付けず、1番人気に応えて連覇を達成した。現役最多のJRA重賞8勝目(2位はジェンティルドンナの7勝)を飾った芦毛馬の次戦はもちろん、優先出走権を獲得した天皇賞・春(5月4日・京都)。鞍上は未定ながら、昨年5着に敗れた淀の長丁場で雪辱を誓う。

【阪神大賞典】ゴールド貫禄の再出航

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