地方7000勝 的場文男騎手の的場ダンスとは?
的場文男騎手(60)=大井・フリー=が、佐々木竹見氏に次いで史上2人目となる地方競馬通算7000勝を達成。誰も真似できない独特のフォームの謎に迫りました
公開日:2017.5.23
デビュー44年の大ベテラン
南関東競馬の的場文男騎手(60)=大井・フリー=が17日の川崎競馬11レース「川崎マイラーズ・S3」をリアライズリンクス(牡7歳、浦和・小久保)で勝ち、佐々木竹見氏に次いで史上2人目となる地方通算7000勝を達成した。
【南関東競馬】的場文男騎手が地方通算7000勝を達成
1973年10月にデビューしてから44年、大井の帝王と呼ばれる大ベテランが不屈の闘志で大台に到達した。
【南関東競馬】的場文男騎手が地方通算7000勝を達成
騎乗3万9350回!あの鉄人・佐々木竹見氏も絶賛
前人未到の地方競馬通算7151勝。後輩の偉業達成に国内最多勝記録を持つ佐々木竹見氏が、まるで我がことのように声を弾ませた。「的場君を褒めるしかない。あの年齢まで乗って、さらに結果を出すなんてね。大したものだ。ホントにすごいよ」とまくし立てた。
【南関東競馬】佐々木竹見氏「すごいよ」 7151勝の先輩が的場文を賞賛
さすが千両役者の晴れ舞台だった。騎乗機会3万9350回目で、重賞は実に148勝目。4角手前から全身で馬を追う“的場ダンス”で追いまくり、ゴール前で先頭に躍り出ると、万雷の拍手の中で栄光のゴールに飛び込んだ。
【南関東競馬】的場文7000勝!大井の帝王 不屈の闘志で大台 史上2人目の快挙