【地方競馬】兵庫ゴールドカップは船橋のコパノフィーリングが完勝 兵庫遠征で重賞V2
「兵庫ゴールドカップ」(15日、園田)
単勝1・8倍の1番人気に支持された船橋からの遠征馬・コパノフィーリングが2番手追走から4角で先頭に立ち、直線後続を突き放して完勝。2つ目の重賞タイトルを獲得した。3番手から伸びた4番人気のメイプルグレイトが2着に入り、直線で追い込んだ2番人気のコウエイアンカが3着だった。
コパノフィーリングが園田でもスピードの違いを見せつけた。
発馬直後につまずいたコパノフィーリングだが、二の脚の速さですぐさまリカバリー。1角では逃げたエイシンエンジョイの2番手に。そのまま抜群の手応えで追走して4角手前で先頭に立つと、直線半ばで後続に完全な勝負付けを済ませてゴールした。
「もともとゲートでの駐立(静かにスタートを待つこと)がひと息で、いつもスタートは心配。真面目過ぎる点も修正していきたいし、今日の勝利と経験で気持ちに変化がきてほしい」と鞍上の森泰斗は完勝にも相棒とさらなる高みを目指すために課題を語る。
管理する新井清師は「JRA、南関東の強力メンバー相手には様子を見ながら」とダートグレード重賞への挑戦に関しては慎重な姿勢。とはいえ、この勝ちっぷりは全国級のスプリターとして改めて強さを認識させる完勝。今後も重賞制覇が期待できそうだ。