地元馬劣勢ムードが否めず、ＪＲＡ勢での首位争い。５００万下での勝利実績があるサイモンミラベルが中心だ。休養があったため、昨夏に再び５００万下に降格して現在を迎えているが、２勝の実績からもここでは格上といっていい存在だ。園田でも過去１走しているが、今回より層が厚いとみるメンバーの中で、０秒７差の４着と健闘している。休養明けでのレースぶりも上々で、久々でも好レースが期待できる。

　最大のライバルとみるのがマイネルサンタアナ。未勝利勝ちに５戦を要したが、勝ち上がるまでに大崩れしておらず、素質の高さが感じられる。久々の前走をひと叩きして上積み必至で、重め残りの前走から大きく変わってきそうだ。ホノルアも２勝の実績があり、このメンバーなら見直せる。フィールブリーズは鞍上に吉村智を配して一発を狙う。